【店舗改修】接骨院を焼肉店に改修

今回のご依頼は、移転された接骨院を焼肉屋に改修して欲しいとのご依頼です。
住宅が隣接している為気をつけなければならない点がいくつかあります。

1番は煙の問題。次に音です。
店内の音はさほど問題になりませんが駐車場でのお客様方による話声など。
オーナー様によると深夜まで営業するつもりは無いとの事でしたので、こちらは大丈夫かと思われます。

やはり煙の問題が1番気になる所です。

一般的には下引きです。
床下に排煙用のダクトを這わせロースター下部より強制的に建屋外に排出させます。その際、油煙脱臭装置を通す排出方法をとります。

今回の場合、既に完成している建物です。
床下にダクトを這わすと言う事は、フローリングを剥がしてダクトを這わせた後、再度床を組み直す必要があります。
排煙システムも合わせるとかなり予算がかかってしまうので、最善の方法をさぐります。

色々調べた結果「無煙ロースター」を見つけました。
その名の通り煙が出ないロースターです。
簡単に言うと、網の直下に熱源が無く斜め横より加熱(肉の脂が熱源に落ちず煙が出ない)でき、
網はパイプ状になっております。
中に水が通っている為網自体の温度上昇をセーブし、肉が焦げない・煙が出ないというものです。
オーナー様に提案してショールームにて試食して頂きました。結果本当に煙が出ないとの事で、こちらのロースターを使用される事となりましたので
こちらに合わせた工事を進めます。

こちらの店舗は 天井高が2300mmと少し低く、もう少し高くしたいところです。
そこで客席天井ボードを全て剥がしできるだけ高さをとり、再度天井を作る事としました。
梁、桁は、あらわしとしオイルステインにて塗装します。

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